洞爺湖ジビエ研究所

Exclusive Hunter

令和7年夏、壮瞥町から始まる新しいジビエの物語

北海道有珠郡壮瞥町。「奥洞爺」と呼ばれるこの町に、蝦夷鹿の食肉処理場が設立されました。

洞爺湖ジビエ研究所

北海道全体で深刻化している蝦夷鹿の増加と、それに伴う農作物被害。壮瞥町も例外ではなく、その影響を受けていました。

代表の川合将太は、自身もハンターとして活動する中でこう考えました。
「確かに第一次産業に被害が出るのはまずい。しかし、本来生きるはずだった野生動物を獲り、その命を活かさず廃棄するのも、同じくらい深刻な問題だ。」

狩猟の様子

そしてついに、自身が札幌で営む飲食店「tabibitoキッチン」で、廃棄されるはずだった蝦夷鹿を料理として提供するため、奥洞爺ジビエ研究所を設立しました。

tabibitoキッチンの料理

「tabibitoキッチン」および「奥洞爺ジビエ研究所」を含む 株式会社 旅と人 では、
狩猟・食肉処理・加工・販売・調理を一貫して行っています。

これは「持続可能な飲食店」を目指す私たちの挑戦です。
処理した肉や骨は捨てることなく、飲食店での提供、道の駅での販売、ペットフードへの再利用など、多方面で命を活かしています。

講演会

私たちは、この取り組みがフードロス解決の観点から、ひとつのロールモデルになることを願っています。